外貨証拠金取引

最近、嫁が外貨証拠金取引で、コンスタントに利益を上げているのが、どうも信じられなかったのだが、今週の日経ビジネスにそのキーポイントと思われる情報が載っていたので、なんとなく納得した。


・近年、個人による外貨債権・証拠金取引が増えており、その結果、円安傾向が助長されている。(そのため、近年海外からの批判が相次いでいるようだ)
ヘッジファンドによる、円キャリートレード金利の低い日本で円を借り、それを基に海外に投資する)が為替に与える影響は少なくなってきている。
 - 円キャリートレードの売り持ち額は2兆円
 - 外貨証拠金取引の残高は4000億
 レバレッジがもし平均10倍だとすると、すでに4兆円の影響力となっていることになる。証拠金取引の残高は来年はさらに増えるだろうとされている。
・個人、ヘッジファンド機関投資家の異なる力が平行し、為替の変動幅が小さくなっている
・日銀としても、国民に染み付いた、貯蓄の保有形態の多様性(今までは専ら定期預金のみ)を推進したいがために、低金利政策をやめづらい。


というわけで、直近でいうと、どうやら全体的な円安傾向は続きそうなので、証拠金取引的に、まだまだいけそう。
ただ、この異常な円安の反作用のリスクは確実にあるので、あまり調子に乗らないよう、嫁にお願いしました。